☆★☆★☆『装いの豆知識』☆★☆★☆ 婚約指輪の御提案の際、ダイヤモンドに関するお話をさせて頂く中で 「是非、その時のお話をネットに公開して欲しい」との御意見を多く頂きましたので 『エンゲージリングを購入する前の心掛けてとして…』を簡単にまとめてみました。 というダイヤモンドが評価される4つの頭文字『C』の総称を意味しています。 御存じ、ダイヤモンドの重さを表すカラット(略称ct)・・・1カラットは0.2グラムです。 通常は1.53ctとか0.54ctといった具合に小数点以下2ケタまで表示されています。 一般的には重さのあるダイヤモンドが稀少で価値も認められていますが、 くりから工房ではもっと個々(指の大きさやファッション等)に相応しい カラットのダイヤモンドをお薦めしています。 ダイヤモンドは無色透明なものほど高品質とされています。 カラーグレード(等級)はアルファベットのD〜Z段階で表されます。
グリーン・イエローといった色合いのファンシーカラーと呼ばれるダイヤモンドがあります。 天然のブルーやピンクはDカラーよりも高く評価されるものもあります。 内包物が小さく少ないものほど評価が高くなります。 ダイヤモンドを10倍に拡大した状態での内包物の有無・位置・数等が見極められます。
内包物とは一般的にはキズと称されていますが、 炭素からダイヤモンドになる過程での『結晶』と解釈した方が自然かもしれません。 カットはプロポーション(ダイヤモンドの形)とフィニッシュ(対称性と研摩状態)の善し悪しを、 Excellent・Very Good・Good・Medium・Fair・Poor の6段階に評価されます。 魅力のひとつであるダイヤモンドの輝きは、このカットによって光の屈折率と分散から生み出されます。 はじめのうちはブランド名やデザインの種類の多さなど (あと販売員さんのアプローチ)に圧倒されてしまうかもしれませんが 予算を立てる価格調査にもなりますし、何よりも選択眼が養われます。 あらゆる評価(品質)の組み合わせがあるので価格の幅にもかなり反映されています。 あとは予算に応じたカラット(0.3〜0.5カラット代あたり)を 重視されて選ばれてみては如何でしょうか。 肉眼では判り難いものも多く在ります。 クラリティーをあまり気になさらないようでしたら 重さ(カラット)を重視され、(予算に余裕があるようでしたら) ワンランク上のカットのダイヤモンドを選ばれれてみては如何でしょうか。 そのダイヤモンドのカットの評価を「Excellent」にする為にリカットすると 0.3カラット代前半になってしまうようなこともあります。 勿論、重さが軽くなったぶん、その価値も下がってしまいます。 最近はエクセレント・カット重視のダイヤモンドがかなり多く出回ってきているようです。 それはユーザーの知識が高まり、ダイヤモンド本来の輝きを求めるという需要層が高まったという事と こういったインターネット等によって、それまで不透明だった情報(これまた皮肉な感じです)が 簡単かつ誰にでも入手することが可能になったという点にあるのではないかと思います。 極まれにですが、Very Goodと評価されているダイヤモンドの鑑別書を無くしてしまったので 改めて鑑別書を作成したらExcellentになっていた(勿論、逆のケースも)という事実もあります。 そのくらい評価が紙一重なダイヤモンドは世の中にはたくさんあると思います。 そのような例を考えますと、Very Goodのカット方がよい場合もあります。 余計に混乱してしまった方もいらっしゃるかもしれませんが(スミマセン) 愛するパートナーへの直感力が何より大切な事なのかもしれません。 現在の平均価格は約50万円前後ともいわれています。 (男性の年齢が25歳未満で約44万円/25〜30歳で52万円/30歳以上で59万円) 上記したように、まずは市場調査がてら百貨店や小売店をなるべく多くご覧になって下さい。 結婚費用の中でも占める割合の高いエンゲージリングですから 時間をかけて納得のいくものをお選び下さい☆
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